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先端加工の一端。

YEAR

創業以来~

LOCATION

新潟県燕市

CREATIVE DIRECTOR

燕地域

PORTFOLIO

継続

燕の先端加工。

燕に来ている先端加工は千差万別ですが、文字通り文明の最先端をいく仕事がいくつもあります。エネルギー関係、半導体関係、通信関係をはじめ、多種多様な分野を網羅します。もちろん、先進の危機を使った加工品ばかりですが、仕上げの作業は人の手を経るものが多いのです。たとえば、研磨はさまざまな種類があり金属の表面に耐腐食性をもたらす重要な工程ですが、特に精密なものではひとつひとつ人の手が仕上げることもあります。
燕全域は分業の町であり、それぞれが強みとしている技術に対してはどんどん相談やオーダーがきます。これがユニークなところであり、我々の技術もまた横断的なつながりのなかでさまざまな研鑽が蓄積されるポイントでもあります。他社の技術に触れることで生まれる新しい視野が、ただのさじ屋ではない発想を生み出してくれます。

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横に繋がる燕の技術。

燕の歴史を紐解いてみましょう。およそ400年前に、城郭に使用される六寸釘を作るための職人たちが燕にやってきたのが歴史の始まりとされています。しかし、今なお釘を作っているところはなく、以後とにかくさまざまな時代の波に翻弄されてきました。一貫していたのは「金属加工」であったこと。そして戦後に海外ブランドが日本での生産を行うようになり、燕にカトラリー作り全盛の時代がやってきます。輸出産業が隆盛を極めていくのです。
1970年代プラザ合意が行われ、極端な円高になるまでこの流れは続きました。プラザ合意以後は急激に衰退しましたが、高度経済成長により日本国内の先進化の流れを受けることで、現代に通じていく先端産業の金属加工業が現在息づくようになりました。こうして、調理道具から、家電をはじめ、さまざまな金属加工品が生み出される土地が形成されたと考えられています。

磨かれていく知見。

試作が難しい理由はここにあります。我々が図面から、そこに隠された意図や情報を因数分解して工程にまで落とし込んでいく作業が難しいのです。試作は、我々の理解とデザイナーの意図とが一致するかどうかの対話そのものです。だからこそ、私たちは試作を繰り返しますし、双方が納得できるまで突き詰めます。できるならそれで良いですし、できなかったとしても、双方が納得できるできないを追求することが重要だからです。
ここで初めて、相互の関係がつながります。具現化が難しいのであれば、デザイナーが技術を理解した状態でアイデアをアップデートし、よりユニークな形状化につながっていくことがあるからです。私たちは最終的にはそうした関係と存在を目指しています。だからこそ、受け身でいるのではなく、パートナーであると認識して取り組んでいく。この理解とプランニングとディレクションが、私たちの仕事なのです。

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  • YEAR : 創業以来~
  • LOCATION : 新潟県燕市
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  • CREATIVE DIRECTOR : 燕地域
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  • PORTFOLIO : 継続